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零式艦上戦闘機


 『 零戦』は太平洋戦争の全期間を通じて名実ともに日本を代表する戦闘機であった。総生産機数約10430機、日本海軍の主力戦闘機だった・・・。     そこで、零戦の歴史を少しひもといてみることにします・・・
 零戦は昭和12年、当時航空機作りの異才「堀越二郎設計主任」「曽根嘉年副主任」を中心とする三菱重工業チームの手によって「12試艦戦」の名で誕生したものである。1939年(昭和14年)3月初飛行に成功し、1940年7月31日、日本海軍は12試艦戦を制式採用「A6M2零式艦上戦闘機11型」と名づけた。
「零式」はこの年が日本紀元2600年にあたるのを記念し、その末尾から採られた名称。
零戦を代表する5型式は、初の量産機11型、緒戦大勝利の立役者21型、発動機換装と翼端を四角く切り詰めた32型、
性能的にもっとも均整のとれた22型、生産機数が一番多い52型があった。
搭乗員の命を軽視する海軍上層部と技術屋魂を注ぎ込もうとする設計技師との意見が食い違い、不運の戦闘機となってしまった名機「ゼロ戦」
 今回、このページでは21型と52型の2型式を紹介いたします。

    零式艦上戦闘機21型(A6M2) 坂井 三郎機             スワローモデル 1/32
  エンジン:中島(現富士重工)栄12型−空冷星型 940HP        全幅:12.0m  主翼面積:22.438u      
     最高速度:533.4Km/h at 4550m       自重:1680Kg  総重量:2410Kg
      エッチングパーツ多用によるコクピット      同じくエッチングパーツによるシートベルト

 
         零式艦上戦闘機52型 丙(A6M5)            バンダイモデル  1/24
   エンジン:中島−栄21型 空冷星型 1100HP       全幅:11.00m  主翼面積:21.30u
    空力的に洗練され、優美で女性的な容姿             横須賀航空隊所属機
  武装:胴機銃13mm×1 翼機銃13mm×2 20mm×2   コクピット内も忠実に再現、悲しいことに防弾装備は皆無

                                                                  大和へ