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乗り継いだ車(その3) 日産ブルーバード SSS−R

日産 ブルーバード SSS−R

年     式  :1990年(平成2年)型
車 両 型 式 :E−HNU12(改) 2000cc
エンジン 型式 :SR20(DET)型 インタークーラターボ付
車 両 重 量 :1230Kg
駆 動 方 式 :AWD センター&RrビスカスLSD付
乗 車 定 員 :4名 4点式ロールバー付
補  助  灯  :PIAA製上下切り替え式

 

初めての日産車を購入、納車時の写真:ノーマルの状態。
オプションのNISMOアルミホイールを装着:タイヤ185/70R14
標準装備のRrウインドガラスにはデフォッガー無しの為、デフォッガー付Rrウインドガラスに変更。後日、日産へ要望書提出。
 競技車ベースの為、非常に貧弱なコクピット:もちろんエアコン、オーディオレス。これから手を加え、ラリー仕様に仕上げる。
 このギャップが自分には魅力的で楽しいものなのでした・・・
     変速比・減速比
          変速比 第1速 : 3.066
                      第2速 : 2.095
                第3速 : 1.653
                第4速 : 1.272
                第5速 : 0.795
                後 退 : 2.944
          最 終  減 速 比  : 4.333
           −4速クロスミッション仕様−  

 納車早々、トランスアクスルから異音発生!「技術の日産」がキャッチフレーズなのに、車作りに関してはガッカリの一言。
もちろん、後日クレームにてトランスアクスルAssyの取替えとなる。  

補助灯のカバーは付いていない為別購入。Frアンダーガードはカーボンケブラー製:ジャッキアップポイント部のホール加工を実施。 前後のクリヤー・マッドフラップはラリーサービス・OKUYAMAより購入。SSS−R以外の標準のステッカーは総て剥してある
NISMO製ストラットタワーバーをFr&Rrに装着。
バッテリは軽量化の為、34Bから28Bに変更されている。
     −Frサスペンション:トランスバースリンク式ストラット−
ラッゲージルームはワンタッチ取り外しを考慮し、ストラップによりスペアタイヤ、工具箱等を固定。
     −Rrサスペンション:パラレルリンク式ストラット−
トランクリッドにはカーゴネットを取り付け、ジャンバー等軽量物を格納できるようにしてある:これが結構便利なのです。 今回、一番力を入れ改造したのがコクピット。オーディオはランサー時代の物を流用:移動にはやはり音楽は必要不可欠。
ステアリングは、迷わず使い慣れたナルディのクラシック。
シフトノブはNISMOの革巻き:純正品なのに「シフトパターンが表示されていない」と言う理由で某ディーラーには乗り入れ禁止となり、1000Kmや5000Km点検に出すと調子が悪くなって帰ってきましたっけ・・・優秀なメカニックがいないのでは? これ以来、某メーカーの車には二度と乗ろうと思いませんでした・・・
ナビ用計器類の取り付け(総て自分の手作業によるもの)。
ナビパネルはOKUYAMAからの特注品。
ラリーコンピュータ:JX−555、マップツインE2。強化ケーブルAA−1000N。ナビランプは奮発しバトラー。AVCOより購入したヒューズBOXを介し配線を取り回し、メイン電源のモニターランプを取り付け。センターにはマップホルダー&ミニランプ装備
競技用改造がほぼ完了し、シートはRECAROを選択。
あらゆる大会に出場できる状態となったが・・・
上記理由により、某メーカーの宣伝となり得る競技会には出場せず、車を傷めないまま手放すことを決断する・・・
冬道以外は・・・
-蔵王スキー場に行った際のワンショット:タイムはFRの2/3以下- −冬道はボデーへのダメージが少ない為全開走行ができた−
 雪が積もると装着していたタイヤ
YOKOHAMA WR−13にマカロニピンのダブルフランジをフルスパイク:サイズ165/80R14
後にスパイクタイヤが全面禁止となり、このスパイクピンを1本1本抜くこととなる・・・

 4速クロスのエンジンとのマッチングは極めて高く、エンジン性能に合ったギャ比と言える。街中の走行では1速→3速→5速で十分、また2速→4速→5速の使い方も可能。
 ブレーキのタッチは可もなく不可もなく、と言った感じ。ブレーキングドリフトには比較的もって行きやすい。
 挙動特性は弱アンダーステアで、理想的なステアリング特性であるが、やはり車両重量1230Kgは軽いと言える重量ではなく、振り回すにはチョットしたテクニックを要す。
 ともかく、面白い車の1台であったことには間違いない。

 

 「プレイドライブ」と言う雑誌の売りたしに載せた際、買いたいと言う人が現れ、現車を見・運転し一発で決まってしまいました。
 3年後の6月、当該車両は27800Kmで生まれ故郷に戻っていきました・・・
今頃、何をしているのだろうか・・・生きているのだろうか・・・かなり手を掛けた車だけに気になるところではある・・・

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